PETボトルのキャップ

メモ。循環型社会白書平成18年版より。ペットボトルのリサイクルは当たり前になってきているが、キャップは通常はずしてゴミとして捨てている。そのキャップを集めてリサイクル素材を作っている(株)エコマという会社がある。再生ポリプロピレンを主成分とした角材や板材に加工され、木材風だが木材みたいに腐らない、という素材になるらしい。
寿命がどのくらいあって、その素材を廃棄する際にもう一度再生できるのかどうか、など気になる点もあるが、おもしろいのはPETボトルのキャップを全国から集めているというところ。各種団体がそれぞれ独自にキャップを集め、ここに送りつけると再生原料になる。王子製紙が、集めた割り箸を受け付けているのと同じパターン。集めて送る側にメリットがあるわけではないが、環境意識を高めるための活動としては使えるだろう。