講義をPodcastに

この前書いたように、講義の録音音声と使ったPowerPointをもとにして、GarageBandを使って講義のpodcast化を試みた。
講義の音声は、SANYOのデジタルボイスレコーダー ICR-B80RM(S)で録ってあった。MP3形式のはずなのだが、これをこのままではGarageBandは読み込んでくれない。さらに、iTunesに登録してからでもやっぱりダメ。念のためiTunesで「MP3に変換」を実行してやると、新しいファイルは元のファイルよりなぜか録音時間が延びていたが、これなら読み込めた。よくわからん。
PowerPointのスライドショーをスライドごとに画像にするのは、PowerPoint自身の保存オプションの中にあって、1枚ずつJPEGにしてくれる。ただし、1枚のスライドを一部分ずつ順に見せていくアニメーションを多用しているので、これだけでは不足。結局、MacOS Xに付属の「グラブ」という画面キャプチャソフトのタイマー機能を使って、アニメーションの各段階を1枚ずつ画像にする。これはちょいと面倒。自動でやってくれるソフトはないものか。
これで材料はそろった。GarageBandで音声を再生しながら、各スライドを表示すべきタイミングでマーカーを追加して、Podcastトラックのアートワークにスライド画像をドロップする。アートワークのウインドウはほぼ正方形で、デフォルトでは横長のスライド画像の左右が少しけられてしまう。1枚ずつダブルクリックすれば大きさの調整ができるので、全体を表示させたり、逆に一部だけクローズアップさせたりできる。だったらアニメーションの各段階を画像にしなくてもいける場合もありそうだ。
作成には、タイミングを読み取るのに長々と自分の話し声を聞かねばならないのが苦痛。やっぱり実際の講義中にクリックのタイミングでマーカーが入ってくれるならその方がいい。だったらPowerPoint自身の機能で録音してしまった方がよさそうか。これでたちまちe-ラーニング! というわけにはいかんな。