地域連携

森林ボランティアで知り合った人をたずねて、和泉市役所の農林課を訪問する。環境の授業やサークルで学生が直接関わることのできそうな森林の手入れなんかが大学の近くでできないものか、というつぶやきを受け取ってくださったのだ。大学のすぐそばにあって、できるといいなと思っていた森は、どこも管轄外ということ。しかし、ちょっと離れた(といっても車ならすぐ近く)場所でため池を中心にした里山保全の取り組みを始めている所があるので、そこならいろいろできるかも、とのこと。里山管理、ため池、歴史遺産、ミカン山振興、市民農園などを組み合わせて総合的にやろうとしている所なので、取り組む側としてもおもしろそうではある。
ちょっと交通が不便。車かバイクがないと微妙に遠い。でも魅力的。なにかできたらいいなと思う。ただ、こうした行政との連携にしても、個人の教員単位でいろいろばらばらにやっているので、効率が悪いのも確か。学内で他の教員が何をしているのか、まるで情報の共有がないのだ。どうせやるなら、複数の教員がいろんな角度から協力できた方が相乗効果があるはずなんだが。そういう面で、ちょっとためらいもある。