じゃいい

メールで約束していたJAEEのF氏と大学で会う。学生に長期インターンシップを紹介して、学生が自分の夢や生き方を発見する機会を提供するNPO法人だという(他にもいろいろしているみたいですが)。教員から見た大学生の実態やインターンシップについての意見を聞かれる。あまり実態を知っているとは言い難いが、なにか実際に役に立つことを自分で成し遂げる体験は貴重だし必要だろうこと、見習いや無給アルバイトみたいな短期のインターンシップよりもひとつの事業の成否を任されるようなJAEEの長期インターンシップはより望ましいだろうこと、興味を持っても尻込みするかもしれない学生の背を押してやる必要があること、そうしたインターンシップの機会があるなら個人的にゼミ生などに紹介してもいいこと、などを話した。
話していると、自分でも考えていたことが整理できた。ゼミで取り組むなら、なにか具体的で本物の問題をとりあげてその解決のための企画を立てるといった目標がいい。そのために必要なのは、市や町内会などの地域の組織と連絡を取り合い、そこにあるいろいろな課題を知ることだ。その中から、ほんの少しでも学生にできることがあれば、それはすばらしい「地域連携」になるだろう。