風レンズ

日経産業新聞の1面に、低速の風でも発電できる小型風力発電機を西島製作所というところが売り出したとあった。この会社のHPがないのだけど、同じものと思われるマイクロ風車がこちらのHPに掲載されている。筒の中に風車を設置し、入口と出口の口径を変え、さらに出口周りに「つば」をつけることで「風レンズ」といわれる集風効果が得られ、低速の風でも数倍の力を得ることができるそうな。
風レンズという現象は初めて聞いた。風車の形を見たとき、てっきり口径の大きい方から入った風が狭くなった奥に行くにつれて集約されるのだと想像したが、実際は逆で、狭い方から入るのだと。
おもしろいなー、と思うのだけど、一式100万円というから個人で買うものではないな。発電しないただの風車でも真似して作ってみるか。