送風乾燥

スイカの皮の省エネ乾燥実験などしていたら、そういうコンセプトの「エアドライ」という製品があることを知って買ってみた。底に細かい穴の空いたバケツ上の容器(上)に生ゴミを入れて、下からの送風だけで乾燥させる。送風のためのモーターが電気を消費しているだけなので、加熱攪拌する普及型の生ゴミ乾燥機に比べると圧倒的にエネルギー消費が少ない。電球1個つけている程度なので、1日中つけっぱなしでも大丈夫、というふれこみだ。構造も単純なので、安い、というのも魅力。エアドライ写真

思った以上に単純な構造なので少々不安に思いながら試運転。いろいろ入れて一晩動かしてみた。野菜の皮などはよく乾くようだ。スイカの皮は大きいままではやはり難しい。でも、「いくら電気を使ってもいいから完璧に処理する」ことより「ほどほどの技術でほどほどの処理」を目指す私としては、悪くない印象を受けた。

しかし、これを室内で動かしていると「におう」と家族には不評だ。腐っているわけではない。しかしいろいろな野菜のにおいが混じり合って空気穴から出てくるから、当然においはする。音もそこそこするし、やはり室内で使うのは無理なようだ。

とはいえ、外に適当な場所を見つけてそこで回し続けるようにすれば、それなりに活用できそう。それに、ゴミだけでなく、切り干し大根とか乾燥フルーツとかを作るのにも使える(容器は2つあるので使い分けられる)という点にも惹かれている。しばらくは楽しめるかな。