実写版進撃の巨人
やっぱり観ないわけにはいかないだろう、ということで、レンタルしました。
なんじゃぁこりゃー、と脱力。
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド DVD 通常版
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2016/03/23
- メディア: DVD
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観るんじゃなかった…orz
淋しいのはアンタだけじゃない
耳の不自由な人たちの世界を描こうというルポドキュメンタリー。耳が不自由、と一口で言っても、生来聞こえない人から途中で失った人、音の歪みや耳鳴りによるものなど、多種多様。傍目に見えない分、当事者たちの苦悩も計り知れないものがある。あの佐村河内氏にも接触して直接話を聞いているので興味深い。
印象に残ったのは、耳が不自由な人にとって、マンガは音を視覚的に知ることのできるツールであるということ。たしかにマンガにおける音の表現は豊かだ。
たたかう植物
「昆虫はすごい」が売れたせいか、植物版もいくつも出ている中で、適当に選んでみた。
まぁ、これも生物を知っている者がわざわざ読むものではなかったかな。
ファイアパンチ
肉体を損傷してもすぐに再生する能力を持つ主人公が、貧しい村で自分の腕を食料として村人に分け与えるところから始まる。なにそれアンパンマンか、と思うが、そんなのどかな話ではなく陰鬱なストーリー。その設定はおもしろいが、その後の展開は今のところあんまりおもしろくない。
スーパーベターになろう!
Kindle版読了。
著者によるTEDでのトークを見て興味を持った。人生のさまざまな困難をのりこえるためには、ゲーム(ロールプレイングゲームなど)にならった方法を使うのがいい、というのが趣旨。スーパーベターというのは「チョーうまくいく!」というくらいの意味か。
人生の困難に立ち向かえなくて引きこもっている人でも、ゲームでは常に困難な敵に何度も何度も立ち向かってやがて倒して前進することを知っていることが多い。だから、リアルの難敵もゲームの中と同じように設定することで、やがて克服できるはずだというわけだ。たとえば、アバターを設定してちょっとかっこいい名前を付ける、日々簡単な雑魚キャラを倒して経験値を稼ぐ(小さなことでいいから毎日できそうなことを考えてやっていき、自己肯定感を増す)、倒すのに失敗しても気にせず何度でもやる(できなかったからといってくよくよしない)、一緒に戦う仲間を見つける、パワーアップアイテムを見つける(自分を強くしてくれるものを見つける)、などなど。RPGなどのゲームの言葉でリアルの難敵に立ち向かうための方法を説明している。
単に考え方を提唱しているわけではなく、著者自身が事故で負った脳の障害をこれで克服した経験を持ち、また多くの医療機関と協力して実証実験をしているということで、それなりの説得力を持つ。書籍としては、基本的な考え方はシンプルな分、やたら長くて冗長な印象を受けた。要点だけまとめたセクションがほしかった。とくに電子本で読むには不適かも知れない。
小さなステップで成功体験を積み重ねながら次第に大きな目標に到達させる、というゲームの手法は、学習においても大事、ということは以前から言われていたと思う。それと同じと言えば同じかもしれない。ただ、「スーパーベター」という言葉をはじめとして、徹底した定式化と実証実験の積み重ねには感銘を受ける。